マーブルトロン(杉並区梅里1)は10月22日、台湾のガイド本「好好台湾HAOHAOTAIWAN! 台湾にハマって抜け出せなくなるかもしれないガイドブック」(発売=メディアパル、1,575円)を刊行した。
著者は青木由香さん。多摩美術大学卒業後、世界各国を旅行し、2003年から3年間、台北で写真や墨絵などを制作。その傍ら、日本のメディアでコラムを連載。2005年に台湾の出版社から「奇怪ねー」を出版。ベストセラーとなり、台湾で一躍話題の人となる。2008年にはビデオブログ「台湾一人観光局」が台湾でテレビ化され、昨年には台湾のテレビ大賞に当たる金鐘獎で外国人として初めて最優秀総合司会者部門にノミネートされる。現在は日本と台湾を行き来しつつ、各メディアで「大好きな台湾」を日本に紹介している。日本での著書は「台湾 ニーハオノート」(JTBパブリッシング)がある。
同書は、台湾の「穴場スポット」とそのオーナーやスタッフなど台湾人の魅力を紹介する。掲載エリアは、台北、台南、台中、花蓮、宜蘭、台東など。茶屋や雑貨店、写真館、飲食店、民宿、氷屋、活版文字屋、夜市、散歩道など50カ所以上をまとめた。
ほかにも「レーザーしみとり&美白点滴体験の巻」「台北のオモシロ店舗の巻」「地方の夜市を制覇するの巻」「絶対チェックのお土産たちの巻」など、青木さんならではの視点と文章でつづられたコラム「青木由香的報告」も。判型はA5判、全128ページ。
担当編集者は「台湾に実際に住んでいる青木さんだからこそ、というほかにはない情報がいっぱい。それに読み物としても楽しめる。台湾の人たちの人柄が、青木さんの文章を通じて伝わってきて、にやにやしたり、ホロっとしたり。台湾に行きたくなるはず」と話す。
同社は同日、ハタタケルさんの「あなたとふたりが一番いいな。」(1,470円)も刊行した。