吉祥寺の「ギャラリー ・フェイス トゥ フェイス」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-70-0885)で現在は8月7日より、「『寓意と奇想』の五人展」が開催されている。
同展はさまざまな技法で描く作家5人の作家が手がけた作品を展示する同展。「夜の迷子達」と名付け名づけられた望月通陽(みちあき)さんのドライポイント、木戸涼子さんの油彩や、テンペラ画の中に描かれる植物や少女、樹乃かにさんの「ちょっと不気味でありながらユーモラスな」生き物、たち。幻想都市の中の自然や、建物の中で出会う不思議な表情を持った少年や少女たちが描かれた長野順子さんの作品、主に鬼やウサギをモチーフにした「異形のものたち」の魅力を表現した乗松直子さんの日本画など。約20点の「幻想世界の作品」約20点が並ぶ。
同ギャラリーディレクターの山本さんは「7月の『六・面・展』に続く、ギャラリー企画のグループ展。暑い夏の1日、夕涼みがてら多彩なイメージの世界に遊んでみるのも良いのでは」と話す。