吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-8111)に1月6日より、「東のエデンプレミアムショップ」が期間限定でオープンし、「東のエデンシステム」を店舗内で展開する。
映画「東のエデン 劇場版I The King of Eden」(昨年11月公開)と「東のエデン劇場版II Paradise Lost」(今年3月公開予定)は、神山健治さんが原作・脚本・監督、羽海野チカさんがキャラクター原案、プロダクション I.Gがアニメーション制作を担当した。昨年4月~6月に放送された人気テレビアニメの完結編で、「この国の『空気』に戦いを挑んだ一人の男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語」(広報担当者)。
同店ではキャラクターストラップ(840円)などの限定商品の販売や、作品に関連する原画や設定画を展示。ほかにも、作品に登場するコミュニケーションサイト「東のエデンシステム」を体験することができる。
「東のエデンシステム」とは、AR「拡張現実(Augmented Reality)」の技術を利用して画像に情報の書き込みやレイヤーの貼り付けができるシステム。ARとは、モニターごしに見る現実世界に情報を追加する技術。この画像認識エンジンによって、カメラをかざすだけで画像を認識することができる。東のエデン製作委員会、ARシステム設計ユニットのAR三兄弟、ダイアモンドヘッド(中央区)との合同プロジェクトだ。
同システムを起動して、ウェブカメラにキャラクターのストラップをかざすと、各キャラクターを認識し、それぞれのプロフィールのほか、ツイッターやケータイから書き込まれたコメントをリアルタイムに表示する。ツイッターまたはケータイサイト上から各キャラクターへ向けてコメントを書き込むとリアルタイムで情報が更新される。
同担当者は「ツイッターや携帯電話を使えば誰でも書き込みができる」と話す。
営業時間は10時~21時。今月24日まで。