吉祥寺のギャラリー「にじ画廊」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-2177)で8月20日、食器や花器が並ぶ「三人展」がはじまった。
同展では、共同で借りている工房で陶磁器を制作していた豊永たずこさん、大平真己さん、月野里美さんの作品約400点を展示する。開催は今回が2回目で、昨年2月にも同店で「三人展」を行った。「暮らしを彩る器を販売し展示する」(太平さん)という。
豊永さんは陶器を中心に制作活動を行う。2006年にギャラリー「夢卵」(西荻窪)で姉妹展、2007年に「FALL」(西荻窪)で個展を開いた。大平さんは粉引きの作品を制作。数々の展示や個展を行い、現在は「木の在る暮らし展」で「大平真己作陶展」(鳥取県鳥取市)を開催中。月野さんは、もとは日本画を描いていたが陶芸作品も手がける。主に磁器の作品を制作する。
展示販売する作品は「入れ子の器」(4,200円/豊永さん)、「うさぎのうたげ」(126,000円/太平さん)、「うさぎに萩 鉢」(3,990円/月野さん)など。
大平さんは「見て使って幸せになってほしい」と作品に込めた思いを語る。豊永さんは「ただ飾っておくだけではなく、日常的に使ってほしい。絵画と違って手にとった感覚も楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は12時~20時。水曜定休。今月25日まで。