吉祥寺のギャラリー「GUILD-UNIT ART SPACE(GAS)」で7月31日より、「永井煌晟(ながいこうせい)ガラス展 髑髏(ドクロ)の風鈴展」が始まる。
永井さんは3月~4月、同ギャラリーで「永井煌晟ガラス展 ガラスの髑髏たち」を開催した。今回は主にドクロをモチーフとした「風鈴」約60点を展示する。ケーンワークやレースワークを駆使した印鑑、ペンダントトップ、ブレスレット、グラスを公開するほか、作品の制作過程もスライドショーで紹介。「がい骨だけでなく、アーティスティックなデザインの風鈴も並ぶ」(広報担当の吉川さん)。
1974(昭和49)年生まれの永井さんは、デンマークのエーベルトフトガラス美術館が主催した「Raticello 2002」で13人の1人に選抜された日本を代表するガラス工芸アーティスト。ガラス工房「MCglass lab.」(板橋区)主宰。2007年に名古屋芸術大学美術学部非常勤講師に就任。全国各地で展覧会を行っている。
吉川さんは「ほかではちょっと見ることができない作品展。芸術作品として季節を問わず楽しめるアートな風鈴をぜひご覧ください」と話す。
営業時間は11時~20時。8月12日まで。