武蔵野市は、吉祥寺を舞台にした映画「グーグーだって猫である」に出演する小泉今日子さん、上野樹里さん、加瀬亮さん、森三中(大島美幸さん、村上知子さん、黒沢かずこさん)、犬童一心監督、猫のグーグーに友好市民証を授与した。
8月27日、武蔵野市役所で行われた授与式には、小泉さんら一同が出席。多くの報道陣が見守るなか、邑上守正(むらかみもりまさ)市長から友好市民証を授与された。同証は、個々の活動を通じて武蔵野市のPRに貢献した人物に贈られるもので、著名人の受証は今回が初めて。動物の受証は、井の頭自然文化園内で飼育されている象の「はな子」に続く2例目となる。
同作は、少女漫画家・大島弓子さんの自伝的エッセー漫画を映画化したもの。天才漫画家の麻子(小泉今日子さん)と、飼い猫グーグーが織り成す日常や、周囲を取り巻く個性的な登場人物との触れ合いを描いた物語で、井の頭公園や商店街など、全編を通して吉祥寺の街並みが映し出されている。
「武蔵野市のPRに貢献していただいたという感謝の気持ちと、映画を通じてこれから全国に吉祥寺という街をPRしてほしいという期待を込めて、授与させていただきました」と同市担当者。
同作は9月6日から全国でロードショー。