吉祥寺美術館で「STUDIO4℃」新作映画の展覧会

渡辺信一郎さんの「Baby Blue」のワンシーン

渡辺信一郎さんの「Baby Blue」のワンシーン

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 武蔵野市立吉祥寺美術館(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0385)では9月15日から、「Genius Party展 吉祥寺発アニメの想像と創造」を開催する。

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 「Genius Party」は、「アニマトリックス」「マインド・ゲーム」「鉄コン筋クリート」などを制作した、吉祥寺を拠点に活動する映像クリエーティブ集団「STUDIO4℃」による今夏公開のオムニバス映画。福島敦子、河森正浩、木村真二、福山庸治、二村秀樹、湯浅政明、渡辺信一郎ら7人の映像作家が、制約なしのコンセプトで自由に短編作品を創作している。

 今回の展示では、「Genius Party」に参加した7人の監督それぞれの短編作品について、こだわりの技術を中心に、監督のイメージがつまったイメージボードや、原画、美術ボード、設定、CG技術などの資料を多数展示して、アニメーション制作の裏側を紹介。そのほか、映画の中の1シーンを例に、実物を見ながら段階を追ってアニメーションができるまでを紹介する。

 吉祥寺は、アニメ、漫画文化の中心地として多くの作家が居住し、拠点としているだけでなく、舞台として登場する作品も多い。今回の展覧会では、武蔵野商工会議所、吉祥寺活性化協議会、武蔵野市商店会連合会が構成する吉祥寺ウェルカムキャンペーン実行委員会により毎年実施されている「吉祥寺アニメワンダーランド」と協調した展覧会を開催することで、地元産業と一体となって地域活性化への貢献を目指す。

 開催時間は10時~19時30分。入場料は100円(小学生以下、65歳以上、障害者は無料)。10月18日まで。

吉祥寺美術館

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