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吉祥寺に「やきとり門傳」 西荻窪本店に続き2店舗目

店舗外観。赤い看板が目印になっている

店舗外観。赤い看板が目印になっている

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 五日市街道沿いに11月18日、「やきとり門傳 吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺北町1、TEL 0422-27-6585)がオープンした。西荻窪本店に続き2店舗目。備長炭で焼いた地鶏の焼き鳥を中心としたメニューを提供する。

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 店舗面積は11坪、席数は26席。8席のカウンターあり。吉祥寺への出店について、「訪れる人が多いこの街では、いろいろな人に来店してもらえるのではないかと考えた。西荻窪の本店から近く、両店舗でフォローしやすいこともある。同じビルには魅力的な飲食店が並び、どこも人気。良い部分をどんどん学んでいきたい」とオーナーの門傳さん。6年ほど働いた焼き鳥店で地方や海外への店舗展開にも携わり、経営のノウハウを学んだ後、自らの店を持ちたいと独立した。

 鳥取県のほか、「その時々で良質の地鶏を仕入れている」という。「看板メニューの白レバーはフォアグラのように濃厚な味が特徴。臭みが少ないため、レバーが苦手な人もおいしく食べられる。希少部位も多くそろえているので、地酒とともに楽しんでほしい」。

 日本酒は宮城県栗原市にある「門傳醸造」のもの。門傳さんの実家だ。米も生産しており、ササニシキやヒトメボレなどの食用米で日本酒を造っている。「酒米で作った日本酒に比べ、スッキリとした独特の味わいがある。小さな酒蔵のため出荷数は少なく、都内でも提供している店は珍しい。東日本大震災で実家の酒蔵が被害を受け、現在は近くの酒蔵でタンクを借りて造っている状態。店で共に働いている弟が家業を継ぐ。いつかは実家の酒蔵も復活させたい」とも。

 メニューは白レバー、せせり、えんがわ(以上=180円)、日本酒門傳1合=750円、半合380円(全て税別)など。

 営業時間17時~翌2時。

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