4月7日、武蔵野市民公園(武蔵野市緑町2)、武蔵野陸上競技場(同市吉祥寺北町5)を会場に第21回「武蔵野桜まつり」が開催される。市民のふるさとづくりと友好都市との交流促進を目的に、1993年から春の恒例行事として開催。「住んでよかった ふるさとは武蔵野」を合言葉に、毎年4月の第1日曜に行われている。
イベントのポスターは、市内在住・在学の小・中学生から一般公募し、最優秀賞に選ばれたものを採用。今回、106点の応募があったといい、当日は表彰式も行われる。作品の選定理由について担当者は、「武蔵野の地にしっかり根を張った桜が印象的で、『ふるさとづくりの行事』である桜まつりの趣旨にふさわしいと思った」と話す。
当日、会場内ステージでは、子ども向けアクションショーや武蔵野さくら音頭など、縁日広場では、商店会連合会会員などによる出店、友好都市物産の展示販売などを行う。陸上競技場とその周辺では、ミニSLや動物村などの「子ども村」が出現し、中央通りでは、消防庁音楽隊・亜細亜大学吹奏楽団・藤村女子中学・高等学校トワーリングバトン部などによるパレードが実施される。そのほか、名水による茶会、住まいのよろず相談会、無料歯科健診なども予定する。
今年はスローガン「武蔵野市は東北を応援します!を掲げ、義援金も受け付ける。「東日本大震災から2年余りが経過し、人々の間で震災の記憶がやや薄れつつあるように感じるが、東北の復興はまだまだ道半ば。当日は、募金箱を設置し、来場者の皆さまからの義援金を受け付けたい。ステージ出演者も募金箱を持って会場内を回る予定なので、ぜひご協力を」とも。
「例年の人気コーナー、友好都市ブースでは、今年、新たに南房総市が出店。南房総の名産品をぜひご覧いただきたい。11時30分から中央通りで始まるパレードでは、武蔵野にゆかりのある着ぐるみが集合するので、ゆるキャラファンの皆さんは必見。武蔵野総合体育館のメインアリーナメーンアリーナでは、今年9月・10月に開催される『スポーツ祭東京2013』のPRとして、武蔵野市開催種目ゲームコーナーを設置する。運が良ければ、特別ゲストのウルトラマンとウルトラマンコスモスに会えるかも」とPRする。
中央通りのライトアップは3月下旬から4月上旬(18時~21時)まで行われる。当日の開催時間など詳細は同イベントのホームページで確認できる。問い合わせは武蔵野市生活経済課(TEL 0422-60-1832)まで。
※荒天の影響のため中止が決定。スポーツ祭東京2013PRイベント(10:30~15:30総合体育館)は実施予定。(4月6日)