吉祥寺・中道通りの雑貨店「mist∞(ミスト)」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 0422-27-5450)で8月4日より、若手陶芸家による「暑気を払う酒器とうつわ展」が開催される。
夏の暑気をはらい、少しでも涼を届けたいと企画。日頃から同店と付き合いのある陶芸家によるちょこ、ぐいのみ、片口、とっくり、そばちょこなどの酒器を中心に、暑気ばらいの席を彩る器がそろう。参加する作家は、吉祥寺に工房を構える岳中爽果(たけなかさやか)さん、栃木県益子町で作陶している寺村光輔さんと中園晋作さんの3人。一点物の新作はそれぞれ100点を超え、合わせて300点を上回る予定という。
8月3日には岳中さん、寺村さん、中園さんらを招いて「酒器を手に暑さ忘るる夕涼み の宴」も開催。酒器を手に作家と語らい、器の魅力や日本酒の魅力にに触れられる。会場は「にほん酒や」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL0422-20-1722)と「麻よしやす」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-2841)の2店で、2時間ごと(16時~18時、18時~20時、20時~22時)の予約制。「にほん酒や」で電話予約を受け付ける。
「参加する作家さんは日頃から店としての付き合いがあるだけでなく、わが家の食卓や酒席を豊かにしてくれている。私自身も開催を心待ちにしている」と同店の小堀さん。
「酒器という掌に収まる小さな器を通して、趣の異なる若き実力派陶芸家3人の鮮烈な魅力を堪能していただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~20時。8月10日まで。