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武蔵野公会堂で映画「うまれる」自主上映会―「胎内記憶」テーマにトークも

映画「うまれる」より

映画「うまれる」より

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 吉祥寺の武蔵野公会堂(武蔵野市吉祥寺南町1)で7月13日・14日の2日間、映画「うまれる」の上映会が開かれる。主催は「楽しく育児を!」をモットーに仲間のつながり・絆作りを目指す「ゆびとま子育て@吉祥寺」。

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 同作は、「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、4組の夫婦の物語を追うドキュメンタリー映画。2010年の公開以来、ウェブなどで高い評価を受け、ヤフー(映画)では2010年公開映画ランキングでベスト3に輝いているほか、テレビやメディアにも多数取り上げられ反響を呼んでいる。

 同団体プレス担当の三浦さんは、「妊娠・出産・育児・不妊・障がいなど『うまれる』ことを通じて、親子関係やパートナーシップ、男性の役割、そして自分がこの世に生まれてきた意味など、命を授かることを題材に『生きる』という根源的な意味を問いかける作品。そして、日常生活の中で埋もれてしまいがちな『生まれてきて、ありがとう!』という大切な気持ちをより多くの方にお届けし、あらためて命について大切な人と真剣に見つめ直すきっかけになれれば」と話す。

 「世界一ママに優しい映画」を目指す同作では、上映当時赤ちゃん同伴OKの「ママさんタイム」を設けたことでも話題に。今回の上映でもママさんタイムをはじめ、託児所の開設など子ども連れに配慮したサービスを行う。

 上映後は、ソプラノ歌手・諏訪桃子さんによる朗読と歌、胎内記憶研究第一人者・池川明さんのトークショーなどを企画。池川さんは監督の豪田さんに同作制作のきっかけを与えたといい、胎内記憶について長年研究を続けている。

 「胎内記憶は子どもたちが母親の子宮の中で過ごした思い出を語るどこか非科学的で不思議な世界だが、『そんな世界があると信じることができれば、時にはつらくもなる子育てが楽しくなるのではないか』と提唱されている池川先生。講演会での先生の赤ちゃんとママへの優しい語りかけには、涙を流す方も多く、胸を打つ貴重なお話を聞けると思う」とも。

 上映時間、チケット代・申し込み方法は同団体のホームページで確認できる。

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