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吉祥寺の雑貨店「サンク」が新店-インテリアなど男性向けアイテム中心に

「サムエルワルツ」店内の様子

「サムエルワルツ」店内の様子

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 吉祥寺・大正通りに5月6日、雑貨店「CINQ(サンク)」が手掛ける男性をターゲットとした新店舗「SAML.WALTZ(サムエルワルツ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-1855)がオープンした。「サンク 原宿店」(渋谷区)、「サンク・プリュス 吉祥寺店」(武蔵野市)に続く3店舗目となる。

「サムエルワルツ」店内の様子

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 大正通り沿いに4月オープンした「CHECK & STRIPE 吉祥寺店」の2階に店を構える同店。「事務所の引っ越し先を吉祥寺で探していて、ここは事務所にするには大きすぎる物件だったが、窓から見える景色の開放感が気に入り、前からやってみたいと思っていたコンセプトの店を、事務所の横で、思い切って始めてみようと思った」と店主の保里(ほり)さん。「シンプル&モダン」でユニセックスな「サンク」に対し、「古くさくて面倒くさい男性目線を大切にした店作りをしたい」と話す。

 「少し乱暴に言い切ってしまうと、直感的なフィーリングでショッピングをする女性と比べると、男性は物そのものの機能や背景にあるストーリー、平たく言えば『うんちく』にこだわったロジカルな買い物をしているように思う。女性はそういうのを面倒くさいと感じることが多いようで、サンクをやっていてやっぱり男には男の好きな物、買い物の仕方があるなぁと感じた。たとえそれが女性目線で見た時にスマートじゃなくても、『いいじゃん、俺これ好きだし』って開き直ってほしいと思った」。

 事務所と併設する売り場の面積は約9坪。店内には、ドイツの武骨なデスクライトや古いキャンプ道具、古いDIYツール、アンティークのアコースティックギター、理科室のボードなどを並べる。将来的には、古いカラー印刷の洋書図鑑、メンズ服などのアイテムも追加する予定。

 「サンクのイメージで来店される方が多く、新鮮に感じてくれているよう。まだまだリペア中の物も多く、全てを商品として店頭に並べられていないが、順次並べて充実させていきたい。オープンのバタバタをまだ引きずっていていろいろと力不足な点もあるが、長い目で見てもらえるとありがたい」と保里さん。

 今後は、広い店内を利用してギャラリーとしての活用やギター教室などユニークな展開も視野に入れている。

 営業時間は12時~20時(水曜~金曜定休)

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