丸井吉祥寺店（武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-48-0101）1階「エントランススペース」で7月27日より、篠原風鈴本舗「江戸風鈴」が販売される。

色とりどりの風鈴が並ぶ店頭（関連画像）

　100年続くガラス吹きで作られる風鈴「篠原風鈴本舗」。同店会長は江戸川区無形文化財保持者・東京都名誉都民の篠原儀治さん。三代目の裕さんも3年前、江戸川区無形文化財保持者となった。「江戸風鈴」という名称は会長が名付けた同店のブランド名。一つひとつ手作りするため、同じ形でも音が異なるという。

　丸井で販売される風鈴は全部で20種。価格は840円～3万1,500円。江戸時代から続く、赤く塗った「魔よけ」を意味する歴史ある風鈴や、江戸時代の書物から復元した風鈴、スイカやカエルなど現代風の絵柄を用いた物までさまざま。「金魚の柄の『小丸』（1,470円）は昔からある伝統の風鈴。一番人気もあり、お薦め」と篠原さん。節電が広がるこの夏、同店ではネット販売の注文も殺到しているという。

　期間中、職人による絵付け実演販売も行われる。営業時間は10時30分～20時。8月2日まで。荒天中止。