井の頭自然文化園で「飼育の日」イベント-飼育員が担当動物の話を披露

飼育員の動物に対する愛情が垣間見えるイベントに

飼育員の動物に対する愛情が垣間見えるイベントに

  • 0

  •  

 井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-46-1100)で4月17日、飼育員が担当動物の飼育について解説を行う「飼育の日 スペシャルキーパーズトーク」が開催される。

[広告]

 一年で最も来園者の多い春に、都立の動物園・水族館では4月19日を「飼育の日」と名づけ、2009年より毎年さまざまなイベントを実施している。

 同園では17日にイベントを開催。ヤマネコ舎、サル山など園内5カ所では、「ツシマヤマネコ」「アカゲザル」などの飼育員がそれぞれ担当する動物や飼育の工夫を解説(13時~15時、1回約15分~20分)。「紙芝居風のパネルを用意したり、実際の餌を与える様子を見せたり、動物の毛皮を用意したりと、皆それぞれにイベントのために準備している」と同園広報担当の天野さん。自称「ヘビおじさん」の副園長は、人が触れるように飼育したアオダイショウのタッチングの企画を用意しているという。

 分園のオシドリ舎では「水鳥の繁殖」について(11時~11時30分)、水辺の小道では「井の頭池の生き物ボトルウォッチング」について(11時30分~12時)、それぞれ解説する。解説する動物と時間の詳細は当日各門に掲示する。「時間をずらして設定しているので、園内を巡って全部の解説を聞くこともできる」と天野さん。

 併せて、園長が動物園の見どころや飼育員の仕事を園内を回りながら紹介する「園長どうぶつえん探検」も実施する。「普段は入れない餌を作る場所など、動物園の裏側がのぞけるチャンス」とも。定員は20人。12時30分に正門から入園してすぐの広場に集合(参加希望者が多数の場合はその場で抽選)。

 開園時間は9時30分~17時(14日までは10時~16時)。月曜休園。入園料は400円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース