
最高3.4メートルの高い天井が特徴のapギャラリー(武蔵野市吉祥寺北町1、TEL 0422-30-8331)で3月11日、近藤正嗣さんのテキスタイル作品展「サンポノトチュウ」が始まった。
同展では、シルクスクリーンプリントの布地作品10点を展示。黄色や赤、水色、黄緑などの色鮮やかな作品をギャラリー内につり下げる。「プリントデザインが表現する布の生命感、デザインの躍動感に魅せられた。繰り返すことで生まれる軽快なリズム、色彩が発する爽快(そうかい)なパワーを表現した」(近藤さん)。
近藤さんは多摩美術大学・大学院、美術学部生産デザイン学科でテキスタイルデザインを学び、今年卒業する。今後はクッションやバッグなどを製作し、販売していく予定。
「(吉祥寺は)散歩するのにいい街」と思っていたことから、開催場所を同ギャラリーに決めたという。近藤さんは「プリントデザインは、人の心をフワッと温かくするデザインだと思っている。散歩の途中できれいな花を見つける。そんな気持ちで、気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す。
営業時間は11時~19時(最終日は17時まで)。火曜定休。今月16日まで。