吉祥寺を中心に飲食店と物販店を展開するビデオ・インフォメーション・センターは6月18日、ハモニカ横丁内に、ローストチキンなどを提供するバル「ポヨ」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-20-6151)をオープンした。
店舗面積は4.5坪。店舗デザインは、同社が運営するカフェ「ハモニカキッチン」「モスクワ」のほか、表参道のカフェ「バワリーキッチン」「モントーク」などでカフェブームをけん引した仕掛け人の一人として知られる形見一郎さんが手がけた。最近では新丸ビル7階の環境デザインと山本宇一さんプロデュースのレストラン「SO TIRED」などがある。
看板となるメニューは「ローストチキン」で、国産の鶏肉を店内のヨーロッパ製の回転式ロースターで焼いて提供。焼きむらがなく、肉汁が放出せずにうま味を閉じ込めるのが特徴という。日によっては地鶏を数量限定で販売することもある。1羽につき1.2~1.3キログラムのボリュームのローストチキンはテークアウト(1,000円)にも対応する。店内では「チキンまるごと」(1,200円)、「半分」(700円)、「4分の1」(400円)のほか、「日替わりスープ」やドイツ製のパン、サンドイッチなども提供。
カウンターによる立ち飲み形式で運営する同店のドリンクは、スペイン産ワイン、日本酒、焼酎(各300円)や生ビール(500円~)など。想定客単価は1,500円で、月商450万円を目指す。
今回の出店は吉祥寺駅北口の駅前通りに面した立地であることから、小野寺通店長は「ヨーロッパの街角にあるようなバル感覚で、コーヒーなどのカフェメニューの導入も検討しながら、待ちあわせ利用の需要にも応えていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時30分~24時。無休。