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井の頭公園で「さんかくフェスタ」 人のつながりづくり目指しマルシェや川遊び

地元の人で作り上げる「さんかくフェスタ」の開催イメージ

地元の人で作り上げる「さんかくフェスタ」の開催イメージ

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 井の頭恩賜公園の三角広場と神田川周辺で6月4日、「さんかくFESTA 2017」が開催される。

 初めて開催される同イベントは、武蔵野や三鷹エリアを中心に、地域の人がふれ合い、地域の宝である同園を長く受け継いでいこうと企画された。実行委員の市川さんは「これまで市民活動を続けてきて、地元で多世代が交流する機会が少ないように感じた。地域に住む人たちが自分たちでゼロから発信し、つくっていけるような祭りにしたいと立ち上げた」と話す。

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 「人と人とのつながりづくり」をテーマに声を掛けたところ、「地元で何かしたいと同じ思いを持っていた人が多くいるのが分かった」と市川さん。これから何か始めたいと考えていた主婦や、多摩エリアで起業した団体、学生や井の頭自然観察会、かいぼり隊などがつながり、開催に向けて準備を進めてきたという。

 イベントは「みんなでマルシェ」と「野遊び川遊び」の2つで構成。マルシェには創作イタリアンなどキッチンカーのほか、焼き菓子や手作りのオーガニック商品、ネパール料理、障がい者アーティストが作るTシャツ、古書、手作り雑貨など約30店舗が並び、ワークショップも予定。

 「川遊び」について市川さんは、「近くの神田川で30年近く続いた『どじょうつかみ大会』が今年無くなった。大会が始まった時の『自然に興味を持ってほしい』という思いを受け継げるようなイベントができたら」と話す。大人も子どもも川や池に入り、実際にそれぞれの場所にどんな生物がいるか観察しながら自然遊びを体験する。

 そのほか、三鷹の演劇集団による8メートル近くある大型絵本の読み聞かせや、井の頭公園の今昔パネル展なども併せて行う。全てボランティア運営のため、応援バッジ(500円)を用意し、同イベントに賛同し参加してもらえる人も募集する。

 「震災後より地域の交流が大切なのではと感じる。吉祥寺は大きな商業都市ともいえるが、当イベントを開くことでよりコミュニティーが生まれ広がっていければ」と期待を込める。

 開催時間は10時~16時。小雨決行、雨天中止。