吉祥寺の中道通りから一本1本入った路面に美濃焼の陶器を販売する「アーティフェックスギャラリー」(武蔵野市吉祥寺本町4)がオープンして1カ月たった。
国内外のアート作品や雑貨をセレクトして紹介するアーティフェックス(港区)が経営する同店。吉祥寺への出店は初となる。販売先は飲食店経営者7割、個人3割を見込む。
店舗面積は8坪ほど。同社の山木秀文社長は「間口は狭く裏通りにあるが、手応えを感じている。吉祥寺はものの善し悪しがわかる街。成熟し、目が肥えている方々に価格と質のバランスが取れた陶器を選んでもらいたい」と話す。
陶器は美濃焼を中心に1,000点以上をそろえる。価格は100円(税別)から。製造元から直接仕入れることで、国産のカップや皿などを「市価の約80%の価格で提供する」という。店内には4個1,000円のコーナーを設けるほか、オリジナルの陶器皿も販売する。
「インテリアとしても食卓が華やぐようなものを選んでいる。家でくつろぐときなど日常で使う気楽な陶器として美濃焼を利用いただければ」とも。
営業時間は11時~19時。