アトレ吉祥寺で3月22日~4月10日に実施された台湾南部地震に向けた「アトレさくら募金」で、1万4537件の投稿があったことから義援金として100万円の寄付が決定した。
2月6日に起こった台湾南部地震を受け被災者を応援する取り組みとして始まった同募金。桜の写真にハッシュタグ「#アトレさくら募金」を付けてツイッターやインスタグラム上で投稿すると、1件の投稿につきアトレが100円を寄付するもの。最終日の4月10日までに1万4537件の投稿があり、義援金として100万円の寄付が決定した。
4月26日に台北駐日経済文化代表処を訪問し、義援金100万円の寄付と、集まった桜の写真の寄贈が実現した。
もう1つの取り組みとして、3月26日・27日、4月2日・3日に実施された「お花見ゴミ0プロジェクト」は、井の頭公園で毎年問題になる「花見会場に放置されたゴミ問題」を解決するために始まったもの。4日間でオリジナルのゴミ袋を1万部配布し、ゴミを回収するクリーンパトロールも実施した。
「花見客から『こうした取り組みは助かる』『ぜひ来年もやってほしい』など、うれしい言葉を頂けたので、今後も環境に配慮した事業活動を行っていきたい」と同プロジェクト担当の中西さん。
アトレ吉祥寺は現在、熊本地震被災地への募金活動に取り組んでいる。「駅という公共性の高い場所を利用し募金活動を行うことで、少しでも熊本の復興支援の力添えになれば」とも。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ届ける。