三鷹ユメノギャラリー（東京都武蔵野市中町１TEL: 03‐6904‐5963）にて2月24日(月)～3月2日(日)に「第２回　絵本原画展」が開催される。同展では松宮敬治さんや古池 梨恵さんら11人の作家の作品原画が展示される。

　同ギャラリーは、「作家がカタチにしたいものを出来るだけそのまま表現できる空間を」というコンセプトのもと、2013年11月にオープン。照明は国立美術館などと同じ構造のもので、全てオーダーメイドとなっている。同ギャラリーによる絵本原画展は昨年12月に開催されたお笑い芸人・キングコングの西野さんによる「にしのあきひろ原画展」に続いて2回目。

　主催者の夢野さんは、「絵本は、誰もが純粋な気持ちになれる作品であり、言葉だけでは表現できない深い世界をもったもの。その繊細な作品を販売する為に紙に印刷してしまうと、色や筆遣いなど、繊細なやわらかいタッチが、どうしても見えづらくなってしまう。だからこそ、作者がより伝えたかった気持ちを、出来るだけそのまま読者に受け取ってもらえるようにと願い、第２回目となる絵本原画展を開催させていただく」と開催の意図を述べた。

　また、参加する絵本作家の古池 梨恵さんは、「三鷹ユメノギャラリーは夢野さんの作家1人1人に対する丁寧な対応から、これからの若手作家の表現（絵画・ファッションなど多岐のジャンルにわたり）に対しても、応援したい印象を受けた。私が絵本の生み出す時、１枚の絵を描くことで絵本のストーリーを広げる場合があります。その為、フリースペースで借り手が創造できる空間は作品にとっても、作家にとっても、理想の場所。今回は絵本の素となりうる絵画作品を５点展示させていただくので、それぞれの作家の絵本世界を楽しんでいただければ」と語った。

会期は2月24日(月)～3月2日(日)
12:00～21:00※最終日は19:30
入場無料
参加作家は以下の通り
松宮敬治・EhonBiyori・山中玲奈・谷川夢佳・古池　梨恵・Kachico・おおでゆかこ・みやかわ　ちえ・川端 修史・浅田征朋・ひろせたつろう