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小さな「いきもの」をモチーフにした版画展-三鷹のカフェで

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 三鷹台のギャラリーカフェ「オガワカフェ」(三鷹市井の頭1、TEL 0422-45-2110)で10月5日、青木純子版画展「小さきものたち」が始まった。

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 青木純子さんは多摩美術大学油画専攻版画研究生修了、プリンツ21グランプリ展小品部門特選、第2回大野城まどかぴあ版画ピエンナーレ展池田満寿夫大賞などを受賞。「ちょっといびつな形、完全ではない少しくずれた形にひかれる」と青木さん。植物と虫あるいは小動物などの「いきもの」をモチーフとし、肩の力が抜けた、ほっとするような、「ユーモアと温かみのある作品作り」を目指している。

 2008年春に同店で初めて個展を開き、2回目となる今回のテーマは「小さきものたち」。青木さんにとって永遠のテーマであり、作品には自身の日常の小さな喜びや感動が込められている。全16点の作品を並べ、額装された作品も販売する。価格は1万円~2万円。

 同店の小川浩一さんは「水性と油性のインクそれぞれの特性を生かした木版画で、優しい色彩も作品の魅力の一つ。今回は空間とのバランスも意識して、壁面に映える作品が作られた。カフェでくつろぎながら木版画の優しさに触れてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~21時。今月17日まで(12日は休み)。

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