吉祥寺のギャラリー「Gallery re:tail(ギャラリーリテイル)」(武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-26-9874)で8月31日より、「文通博覧会2009 in東京」が開催される。
同博では、「手紙を書くことに必要なレターセット」を作家や絵描きが作り、展示販売する。レターセットのテーマは、「友だちにおくる手紙」「家族におくる手紙」「誕生日におくる手紙」「ラブレター」の4種。便せん2枚と封筒1枚で200円。全約130種。66人の作家が参加する。
主催者の福田彩さんが学生時代を過ごしていたことから毎年夏に大阪で開催しており、今回で5回を迎える。福田さんが引っ越したため、今年から東京で開催することになった。
新宿のショップギャラリー「FEWMANY(フューメニー)」でも同時開催する。同会場に参加する作家は25人。両会場を訪れ、作家たちのスタンプを集めた先着100人には「切手シール」を進呈する。参加作家は全部で91人。
吉祥寺では、参加作家による「紙もの雑貨展」も行い、レターセット以外の紙もの雑貨「ポストカード」「コースター」などが並ぶ。価格は150円~。
福田さんは「多くの人に楽しんでもらえるよう、2つの会場で行うことになった。吉祥寺の会場は、駅から少し歩くが、その分ゆったりと見ていただける」と話し、「今だからこそメールではなく、手紙を送ってみませんか」と呼びかける。
営業時間は12時~19時。火曜定休。9月6日まで。9月末には大阪での開催も予定する。