
「誰でも参加できる芝居」をテーマとしたイベント「おしばいフェス」が8月2日、武蔵野公会堂ホール(武蔵野市吉祥寺南町1)で初開催される。主催はオンライン演技スクール「ACT芸能進学校(通称A芸)」(武蔵野市吉祥寺南町3)。
同フェスでは「誰でも参加できる」体験プログラムとして、舞台上に用意されたアイテムから1つを選び、セールスマンとなって商品を紹介する演技体験や映像の仕事の舞台裏を知ることができるプログラム、現役の俳優や監督と共に楽しむプログラムなどを用意する。
併せて、将来俳優を目指す子ども、若者たちが演技力、個性、表現力を競い合うオーディションイベント「A芸グランプリ2025」を勝ち抜いたファイナリスト11人による最後のパフォーマンスも披露し、グランプリを決定。授賞式を行う。
映画上映会では、映画監督小林でびさんの「星に願いを!」、映画監督・高山直美さんの「交換日記」を上映する。
同スクール代表の蛯名涼子さんは「芝居や演技と聞くと、どうしても『特別な人がやるもの』『難しそう』と感じられるかもしれないが、皆が子どもの頃に夢中になった『ままごと』『ごっこ遊び』が原点。どうすればみんなに表現する楽しさを知ってもらえるか悩んだ。もっと芝居を身近に感じてほしい。もっと自由に楽しんでほしい。そんな思いを込めて今回のフェスを企画した」と話す。
「子どもたちが活躍する映画の上映、演劇の発表、公開オーディション、さらに実際に演じられる体験プログラムもあるので、ぜひ、『表現する楽しさ』を思い出したり、新しく出会ってもらえたりすれば。子どもも、シニアも、どのような方も気軽に体験し、見て、笑って、丸一日楽しめるイベント。ぜひ、お越しいただければ」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~21時(予定)。入場無料(一部体験プログラムは要事前申し込み、有料、年齢制限あり)。