ギャラリーfeve（武蔵野市吉祥寺本町2、TEL　0422-23-2592）で3月24日より、「中林ういのなりわい展」が開催される。

　中林さんはバッグ作家として8年間活動しており、多くの著書もある。最近では紙工作の分野など多方面に活躍の場を広げているため、今回は、制作活動の区切りをつける意味合いの展示会になっているという。

　内容は、昨年夏に出版したバッグ作品集「Scene」に収録されたバッグ作品を中心に構成、そのほかの書籍に掲載されたバッグや小物など、これまでに制作した作品を一堂に集めた。

　会場では、イイダ傘店とコラボレーションした日傘も販売する。中林さんが手作りで型染めを行い刺繍を施したもので、つばめ、クローバー、てんとう虫の3柄6本ずつの限定販売。鞄に入る小振りのサイズで、折り畳んでも柄が見えるように配慮されているという。同館の引田さんは「すぼめてもかわいい傘になるように作った」と話す。価格は未定で3万円台を予定。

　同展は、引田さんが日傘の制作を中林さんに依頼したことが発端となって実現した。引田さんは「職人気質の中林さんにお願いすればクオリティーの高いものが出来上がると思ってお願いした」と話している。

　開場時間は12時～19時（最終日は17時30分まで）。入場無料。同31日まで。

ギャラリーfeve