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西荻窪で「吉祥寺で本屋をやってみたら」をテーマにトークイベント~ミステリー専門店「TRICK+TRAP」の1400日~

戸川安宣(とがわやすのぶ)さん

戸川安宣(とがわやすのぶ)さん

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 西荻窪にあるブックカフェ「beco cafe(ベコカフェ)」(杉並区西荻北3、TEL 03-6913-6697)で、2007年2月12日に閉店したミステリ専門書店「TRICK+TRAP」(トリックトラック)の運営に関わった戸川安宣(とがわやすのぶ)さんによるトークイベント「吉祥寺で本屋をやってみたら ~ミステリー専門店「TRICK+TRAP」の1400日~」が2014年1月24日に行われる。

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 戸川安宣(とがわやすのぶ)さんは、出版社「東京創元社」顧問。1988年より『鮎川哲也と十三の謎』で新人日本作家を集め、北村薫(きたむら かおる)、有栖川有栖(ありすがわ ありす)、宮部みゆき、山口雅也(やまぐち まさや)を作家デビューさせ、公募の新人文学賞「鮎川哲也賞」を創設した。講談社文芸図書第三出版部の編集者宇山日出臣(うやま ひでお)とともに、日本の本格ミステリの発展に尽くしたとされ、2004年に第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。多くのミステリー作家・作品を手がけてきたミステリー界の編集者。

 同イベントは、編集の話やミステリー界の話ではなく「吉祥寺」と「書店」をテーマに絞り、当時の日々を振り返っていただきながら、『TRICK+TRAP』の外観や内装、什器や棚に並ぶ本の様子のほか、サイン会などイベントについても、Webでは見られないような写真・資料類を使って、詳細に紹介するトークイベント。

 「独立書店、それも特定のジャンルだけを扱う専店の開店の経緯から閉店まで、そのすべてについて当事者の方から直接話を聞くことのできる大変に貴重な機会」と、イベント担当の空犬さん。「ミステリーにまったくふれないわけではありませんが、中心になるのは『書店』の話題です。本と本屋さんに興味のある、たくさんの方に聞きに来ていただければ」とも。

 開場19時、開演19時半から。料金は1000円(ワンドリンク付)。イベント終了後は、閉店まで出演者と観覧者でお酒を飲みながら交流できる時間も設ける予定。

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