高円寺南口のギャラリー兼イベントスペース「AMP cafe」(杉並区高円寺南4)で10月5日、トークイベント「TERATOTERA祭り2013@高円寺 商店街サミット」が開催された。
同イベントは杉並及び武蔵野・多摩地域を舞台に展開する、地域密着型アートプロジェクトおよびその発信機関「TERATOTERA」が主催する「TERATOTERA祭り2013」の一環。
「商店街」をテーマに、社会学者で学習院大学非常勤講師の新雅史さん、高円寺のリサイクルショップ「素人の乱5号店」店主で高円寺北中通り商栄会副会長を務める松本哉さん、「自分達で祭を作ろう!!」を旗印に始まった大阪府浪速区の「セルフ祭り」、現在も160の店舗が軒を連ねる横浜市の商店街「六角橋商店街」をゲストに迎え、それぞれが取り組む「プロレス」「ドッキリ闇市場」「北中夜市」などを通じ、同イベントで参加者と語らうことで商店街の新たな可能性を見つける場となった。
「ユニークな手法でシャッター商店街の活性化に取り組むゲストをお招きし、商店街の抱える課題や可能性を、社会学者のアカデミックな視点も加えながら、参加者と語り合う場所を作りたかった」と担当者の脇屋さん。
「ド派手な扮装で登場したセルフ祭りのみなさんも『余所者が商店街になじむには、まず挨拶と掃除』と語るように、基本的なマナーを大切にしているからこそ、『センスある無茶』ができると感じた。今回の初顔合わせから、次の面白い展開が起こることに期待している」とも。