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吉祥寺・三鷹2店で「いわてのうるし展」-漆の金継ぎレクチャーも

会場でも販売する、てくりオリジナル「まるんといわて椀」

会場でも販売する、てくりオリジナル「まるんといわて椀」

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 吉祥寺の器と道具の店「つみ草」(武蔵野市吉祥寺南町2、TEL 0422-24-9585)と三鷹のカフェ「cafe Hi-famiglia」(三鷹市下連雀3、TEL0422-38-8311)の2店舗で11月21日、「いわてのうるし展」が始まる。

てくり別冊「いわてのうるし」より

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 岩手の漆作りを追った盛岡のタウン誌・てくりの別冊「いわてのうるし」(1,800円、まちの編集室)発行を記念し行われる同展。漆の器をはじめ、鉄瓶、陶芸品、かご、染め物のほか、雑穀や駄菓子なども用意。当日は、てくりオリジナル「まるんといわて椀」も展示・販売する。

 同23日には「cafe Hi-famiglia」で、トーク&実演イベント「日野明子さんと漆に関わる不敵な面々」を行う。一人問屋「スタジオ木瓜」として各地を旅し、岩手の手仕事にも造詣が深い日野さんが「漆の今」についてトークを繰り広げるほか、同書にも登場する漆掻きの鈴木さんによる実演や塗り師の田代淳さん、浄法寺漆芸の殿堂「滴生舎」を交え、取材の裏話なども披露する予定。

 同24日には「吉祥寺南町コミュニティーセンター」(吉祥寺南町3、TEL 0422-43-6372)で「つみ草」主催による「漆で直す技・金継ぎレクチャー」を開催。講師には田代さんを迎える。

 「取材をしていてやっぱり『現場』を見たり聞いたりするのがとても楽しい。誌面では全部を伝えきれないのでいつもそれがもどかしくもある」とまちの編集室の木村さん。

 「当日は漆掻きの実演や完成した作品、漆の木、道具、そして職人の方々に実際に会える機会なので、漆に限らず『ものづくり』に興味のある方はぜひ参加してほしい」とも。

 開催時間は店舗により異なる。詳細は各店ホームページで確認できる。今月25日まで。

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