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吉祥寺にヴィーガン菓子店「ドラゴン ミチコ」 女性店主独立、イートインも

「Dragon Michiko」に並ぶ、季節感を生かしたヴィーガンのマフィン

「Dragon Michiko」に並ぶ、季節感を生かしたヴィーガンのマフィン

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 吉祥寺の東急裏エリアに1月5日、ヴィーガン菓子店「Dragon Michiko」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-22-7668)がオープンした。

イートインスペースもある店内の様子

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 乳製品や卵など動物性の材料を使わないヴィーガンの菓子を提供する。店主で菓子作りを手掛ける山口道子さんは7年前に知り合いを通じてヴィーガンに出合ったという。

 「当時ヴィーガンの菓子があまりないと聞いて、菓子作りをしていたこともあり作ってみようと思った。初めは材料が違い、イメージしていた味になかなかならなかったが、何度も試すうちにきちんと作ればおいしいものができると分かって面白かった」と山口さんは話す。

 独学で菓子作りを続け、2013年から、オーガニック&ヴィーガンカフェ「SASAYAS CAFE(ささやカフェ)」(墨田区)のオープニングスタッフとして数年間パティシエを務めた後、独立した。

 「子どもの誕生日ケーキなど、ヴィーガン菓子を作ってほしいという依頼を多く頂いた。作業場としても使える自分の店があればオーダーに応えられると思い、出店を考えた」と山口さん。「吉祥寺は憧れもあり、かわいらしくすてきな店が多いと思った。以前この場所で営業されていた喫茶の『横尾』も何度か訪ねたことがあり、出店を決めた」とも。

 金柑やキャラメリゼしたリンゴにシナモンを合わせたマフィンなど、季節ごとに一日約8種類のマフィンを並べるほか、有機抹茶と柚子を使ったパウンド(季節限定)などケーキ3~4種類、スコーンやクッキー、グラノーラを提供する。価格は、マフィン=400円~、スコーン=250円など。

 6席のイートインスペースも設け、13時から菓子に合わせて選んだオーガニックのディカフェや紅茶などのドリンクも提供する。

 「これまでヴィーガン菓子はしっかりとした食感のものが多かったが、ココナツミルクを使うなど、コクがあって柔らかいマフィンは、お客さまに喜んでいただいている。ヴィーガンと知らないで来店され、購入してくださる方も。おいしくて体にも良いバランスの取れたヴィーガン菓子を作り続けていけたら」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜・第2・4水曜定休。

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