吉祥寺の古書店でトークイベント-小説家と文芸評論家が現代小説語る

トークショー「百年『と』現代小説の倫理」が開催される古書店「百年」の店内

トークショー「百年『と』現代小説の倫理」が開催される古書店「百年」の店内

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 吉祥寺のセレクト古書店「OLD / NEW SELECT BOOKSHOP 百年」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6885)は2月28日、現代小説についてのトークイベント「百年『と』現代小説の倫理」を行う。

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 当日は、小説家・桜井鈴茂さんと文芸評論家・石川忠司さんが現代小説を語る。「書店からあふれるくらいの小説があり、読者がいる。読まれる小説と読まれない小説がある。この差はどこにあるのか。この単純な問いの答えを探れば『現代』というものが見えてくるはず」(オーナーの樽本さん)。

 桜井さんは、著書に「アレルヤ」(朝日新聞社)、「終わりまであとどれくらいだろう」(双葉文庫)がある。今月12日には連作短編集「女たち」(FOIL)を出版した。石川さんは、「現代小説のレッスン」(講談社現代新書)、「孔子の哲学」(河出書房新社)、「衆生の倫理」(ちくま新書)などの著書がある。

 樽本さんは「90年代以降の『現代小説』という視点で考えていきたい。読者は何を手がかりに読みたい本を探すのか。猛烈なスピードで回転する小説を捕まえるための『倫理』を語ってもらう」と話す。

 開催時間は20時~22時。入場料は1,000円。定員は60人(要予約)。

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