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吉祥寺に本店を構える「カレルチャペック」、30年の歩みを3つの紅茶で

創業30周年を記念した紅茶セットは、オリジナルイラスト入りボックスに3つの缶とブックレット入り

創業30周年を記念した紅茶セットは、オリジナルイラスト入りボックスに3つの缶とブックレット入り

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 吉祥寺に本店を構える「カレルチャペック紅茶店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-23-0488)が9月29日から、来年5月に迎える創業30周年を記念した紅茶セットの販売を始めている。

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 1987(昭和62)年、当時23歳だったオーナーの山田詩子さんが国分寺でスタートした同店。まだ一般的でなかったブレンド紅茶を扱い、パッケージなどのデザインも手掛け、1992年、吉祥寺に出店。現在は6つの直営店と通信販売部を展開している。現在の吉祥寺本店「KAREL TEA LIBRARY」は2015年、図書館のように「もっと楽しく、もっと深く紅茶を極められる場所」をテーマに新たに出店した。

 絵本作家でもある山田さんのオリジナルイラストが描かれたボックスに、かつて販売していたミニ缶をイラスト入りで復刻し、3種類の紅茶を入れた。「総括するにはちょうどいいこの機会に30年を振り返ってみようと思った。『おいしい紅茶とは?』の問いに常に身を置きながら追求してきた歴史を、10年ごと、それぞれに合ったフレーバーで表現した」と山田さん。

 茶葉は、年数回自ら足を運び直接買い付けるスリランカ産のものを使う。フレーバーは、創業当時をイメージしたミックスベリーをはじめ、紅茶の入れ方など技術を追求していた時代を表した洋ナシとペパーミント、現在の「鮮度こそ大事」の思いを表したアップルとシナモンをセレクトした。

 「吉祥寺に移ってから24年。吉祥寺は許容範囲が広く気さくさを感じる一方、トレンドの街の厳しさも持ち合わせる。紅茶という一つのテーマを突き詰め落ち着いて商品を提供していくには面白い街。変えられない芯の部分と変えていく新しい部分、その時々で100%の答えを出しながら商品を提供していきたい」と山田さん。

 紅茶セットと同じイラストが使われた、ティー小皿やティーマグ、中皿の30周年記念ノベルティーも用意し進呈している。

 紅茶セットの価格は5,000円(税別)。本店の営業時間は11時~20時。

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