井の頭自然文化園で冬イベント この季節ならではの魅力をアピール

井の頭自然文化園に生息する二ホンリス

井の頭自然文化園に生息する二ホンリス

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 井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1)で現在、「Visit ほっとZoo 2016」が開催されている。上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園の都立動物園・水族園4園との合同企画として2013年に始まった。

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 「冬の動物園・水族園は寒そう、動物に元気がなさそうというイメージを持っている方が多いと思うが、実は冬にしか体験できない魅力がある」と東京動物園協会の迫田さん。動物の中には冬にしか見ることのできない姿になるものもいるという。同園に生息するホンドテンは、褐色だった体の毛が鮮やかな黄色に、顔の毛も黒から白に生え替わり、二ホンリスは、オレンジ色が目立っていた手足の毛が灰褐色に生え替わる。園内には、冬毛のニホンリスを間近に観察できる「リスの小径(こみち)」もある。

 同園の「冬のおすすめ」は、約180頭のモルモットと触れ合い、温かさや鼓動を感じることのできる「モルモットふれあいコーナー」や、「はな子カフェ」「こもれび」で販売する「ボルシチセット」「オーガニックほっとアップルジンジャー」など。彫刻館では2月7日~28日の日曜、コンサート「February Concert at the Zoo」も開く。

 「井の頭自然文化園は日本動物を中心に展示し武蔵野の自然を生かした動物園。水生物園に隣接する井の頭池には、冬になると飛来する野生のカモもご覧いただける」と迫田さん。「冬の動物園・水族園には、他の季節には体験できないたくさんの魅力がある。園内の動物は日々違った表情を見せてくれるので、2度、3度とお来しいただき新たな発見をしていただけたら」とも。

 開園時間は9時30分~17時。3月6日まで。

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