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中央線が舞台の複合アート展「TERATOTERA」開催へ-テーマは「NEO公共」

「TERATOTERA2012」前期ポスター

「TERATOTERA2012」前期ポスター

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 JR中央線・高円寺から吉祥寺駅間をリレー形式で移動しながら展開する大規模展覧会「TERATOTERA2012」の前期シリーズが9月17日より開催される。

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 今年のテーマは「NEO公共」。震災以降の新たな公共性とは何かについて、アートの力を通じて探る。「TERAKKO(テラッコ)」と呼ばれるボランティアスタッフが、前期の各イベントの企画立案から当日の運営までを担う。「TERAKKO」の自主的な行動による新たなボランティアの可能性も、「NEO公共」のテーマを探る大きな手掛かりにしていくという。

 前期シリーズでは、高円寺、阿佐ケ谷、荻窪、西荻窪がメーン会場となる。オープニングを飾るのは「座・高円寺」(杉並区)で行う「core of bells」のスペシャルライブ。その後、電車に乗って見る展覧会を「阿佐ケ谷けやき公園プール」(杉並区)で実施、荻窪の「旅館西郊」(杉並区)では、現代におけるボランティアの意味やボランティアに参加することの理由について考えるイベントを開催する。

 前期のラストを飾る西荻窪では、10月3日より「西荻映像祭」と題し、駅周辺のラーメン店や古書店など12の店舗を会場に8組の若手アーティストによる12日間の映像祭を行う。

 同イベントスタッフの小澤さんは「今年の見どころは阿佐ケ谷。中央線上り電車の車窓から見る展示で、日没後18時30分~21時の間に映像投影をするユニークなイベントになっている。昼間にも何か起こるかもしれないので楽しみにしてほしい。最終日の9月30日にはスペシャルな上映会を行う予定」と話す。

 「今年は、前期・後期でそれぞれに大きな違いがある。前期では中央線らしい特色ある各駅でさまざまなジャンルのイベントを開催し地域の人と人、店と店、さまざまなものをつないでいきたい」とも。

 前期は10月14日まで。後期は10月20日より吉祥寺をメーン会場に行う予定。

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