日本初、生い立ちから今までを追ったLADY GAGA本-最新PV公開で話題に

「LADY GAGA(レディー・ガガ)」(発売=中央公論新社、1,680円)

「LADY GAGA(レディー・ガガ)」(発売=中央公論新社、1,680円)

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 マーブルトロン(杉並区梅里1)が5 月22日に刊行した「LADY GAGA(レディー・ガガ)」(発売=中央公論新社、1,680円)が話題を呼んでいる。

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 2008年にリリースしたアルバム「The Fame(ザ・フェイム)」がオーストリア、イギリス、カナダ、アイルランドのチャートで1位を獲得しているレディー・ガガさん。今年4月には日本公演を行った。来日時にはマジックで自ら「アイラブスモールモンスター東京ラブ」と書いた白いバーキンのバッグを持ち、報道陣の前に登場。5月にアルバム2作品が同時にチャート10入りを果たし、さらに米「TIME」誌の2010年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるなど、高い注目を集めている。先日公開された最新PV「アレハンドロ」は、2日間で1,100万回以上の再生回数を記録。

 同書では、これまで雑誌やテレビなどで行われたガガさんのインタビューをまとめ上げ、個性的なファッション写真とともに生立ちから現在に至るまでを公開する。著者はブランドン・ハーストさん、訳は長澤あかねさんと中村有以さんが手がけた。

 「子どものころ好きだったのはダンスと裸ね」「世界一ゲイ社会を応援する女の子でいたいわ」「私はいつもビジョンを持ってる。曲を書くときはいつだって、衣装やどんなふうに歌うかも考えてるわ」「楽しく生きること、私の音楽が一番大事にしているのはそこよ」「私は、寝ても覚めても自分の作品のことばかり考えているの。アーティストでいられないのなら、死んだほうがマシ」「大切なのは、記憶に残るっていうこと」「誰だって、世の中にちゃんと居場所を作れるのよ!」といったガガさん本人のコメントを多数掲載しており、ガガさんの本質が垣間見える内容となっている。

 ガガさんのファッションを語るうえで欠かせない「ハウス・オブ・ガガ」と名付けられたクリエーティブ・チームのこと、写真家の荒木経惟さんとの撮影、自らのライブツアーを「移動するパーティー」「移動する美術館」と呼ぶ理由、「LADY GAGA」の由来、自らに大きな影響を与えたアンディ・ウォーホルについても触れている。

 編集担当者は「驚きのコスチュームが見られるのはもちろんだが、何よりレディー・ガガ本人の言葉によって、彼女の考え方、音楽に対する姿勢が語られている点が魅力。一見すると、単に奇抜に見える彼女のファッション、そしてパフォーマンスは、実はアートへのリスペクトと大いなるビジョンに裏打ちされている。そのこだわりには脱帽。ガガファンでなかった人も、ガガを好きになるのでは?」と話す。

 同社は同日「家庭で作る本格インド料理 キッチンスタジオ ペイズリー」とっておきの上級レシピ!」(1,680円)、5月28日に「かんたん、本格! スパイスカレー 3つのスパイスからスタート。水野流『ゴールデンルール』で失敗知らずのカレークッキング」(1,680円)、6月11日に「L.A.キャンディ」(1,365円)を刊行した。

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