アライグマのエサに「ウナギ」-土用丑の日イベントで

ウナギを食べるアライグマの様子

ウナギを食べるアライグマの様子

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 井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-46-1100)は7月23日、新しい見学プログラム「土用丑の日特別メニューラリー」を開催した。

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 同プログラムは、園の動物に通常と異なるエサを与えた場合の反応を観察するために企画されたもので、メーン企画として「土用の丑の日」にちなんだ「生きたウナギ」がアライグマに与えられた。

 アライグマは、水辺で泥の中を探りカニやカエルを好んで食べるほか魚を捕まえることもあるといわれ、このアライグマ本来の行動を引き出すためにメニューが考案された。また、アライグマが生息する北米には日本産ウナギの近縁種が生息しているという。

 ウナギが与えられたアライグマは、両手を合わせてものをつかむ生態のためか、最初はうまくつかまえることが出来ず、ウナギの動きが遅くなるまで待ち、最後は口でくわえた。

 同プログラムは「二の丑」にあたる8月4日にも開催される。アライグマのほか、数種類の動物に旬の果物や野菜が用意されており、動物やメニュー名は当日明かされる。開催時間は10時~15時。

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