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三鷹の「星と森と絵本の家」が13周年 公募絵本入賞作品展も

展示「みえないけどある? ここに 宇宙に」

展示「みえないけどある? ここに 宇宙に」

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 三鷹市国立天文台内の「三鷹市 星と森と絵本の家」(三鷹市大沢2、TEL 0422-39-3401)が7月7日、13周年を迎えた。運営は三鷹市。

サカキヤヨイさん「ゆらゆら」展示の様子

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 同天文台協力の下、国連が国際年の一つ「世界天文年」として定めた2009(平成21)年にオープンした展示施設。天文台の森の中にある大正時代の建物を保存活用し、広い庭と合わせて絵本の展示や絵本を楽しむ場を提供するとともに、自然や科学への関心につながる活動を行っている。

 館長の西村路香さんは「ゆったりと絵本を楽しんだり、たくさんの人や自然と触れ合ったりすることで、子どもたちが生き生きと豊かに成長する。同施設でのそうした特別な時間をこれからも大切にしていきたい」と話す。

 施設内では3つのテーマで展示。絵本展示室では「見る・知る・感じる 絵本展」と題し、「宇宙のとちゅう いま・むかし・みらい」や「宇宙のいのち」など、絵本を通して天文への興味を広げる体験型の企画展示を1年ごとに行う。今年は「みえないけどある? ここに 宇宙に」をテーマに掲げる。

 回廊ギャラリーでは、同施設が公募した「天体」や「宇宙」をテーマに描いた絵本の原画を展示する。7月からは今年4月に募集した「第9回公募絵本原画展」の入賞作品を順次展示し、現在は佳作に入賞したサカキヤヨイさんの「ゆらゆら」を並べる。8月22日まで。西村さんは「サカキさんの美しい絵を皆さん堪能している。来館した人が小さなお子さんに読み聞かせをしながら楽しんでいる姿も印象的」と話す。8月24日からは同じく佳作を受賞した小谷野晃さんの「おほしのかけら」を展示する。10月10日まで。

 建築展示室では「旧1号官舎の建築」を展示する。1888(明治21)年に発足した東京天文台(現在の国立天文台)はもともと現在の東京タワー近くにあったが、土地が広くより観測条件の良い北多摩郡三鷹村(当時)に移転した。43号までの官舎が建てられる中で、初期の1915(大正4)年に高等官官舎として建設されたのが旧1号官舎で、「星と森と絵本の家」のメインの施設となっている。展示では100年以上前の設計図や、解体する時に見つかった部材などを紹介する。

 7月31日には模擬店やおはなし会、ジャズコンサートなどを盛り込んだ「伝統的七夕まつり」も予定する。

 開館時間は10時~12時、13時~17時。火曜休館。

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