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吉祥寺のセレクトショップ「kahahori」で陶芸作家二人展

加藤あゐさん(右)と都築明さん(左)の作品

加藤あゐさん(右)と都築明さん(左)の作品

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 吉祥寺駅公園口から徒歩3分、井ノ頭通りと末広通りの間にある器をメインとしたセレクトショップ「kahahori(かはほり)」(武蔵野市吉祥寺南町2、TEL 0422-90-7081)で9月21日から、陶芸作家の加藤あゐさんと都築明さんによる「二人展」が行われる。店主の上松美保さんが企画した。

「kahahori」の店内

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 通常営業時は上松さんが各地からセレクトしてきた多数の陶芸作家の器を棚に並べるが、会期中は加藤さんと都築さんの器400点近くが全ての棚に並べる。

 加藤さんは愛知県瀬戸市生まれ、埼玉県飯能市にアトリエを構える。リムがアシンメトリーな変形皿、鉄錆のような質感の黒結晶釉や新色の器も出品。都築さんは宮城県仙台市生まれ、長崎県波佐見町で作陶中。使っていくうちに酸化していぶし銀のような色へと変化する銀彩の器、黒土と青い釉薬(ゆうやく)の打ちつけ八角鉢や底が広がった安定感のあるマグなどを出品。

 上松さんは「どの器も存在感があるのでシンプルな食材を使った料理に合いやすい。持ってみると分かるが見た目より軽くできているので普段使いに適している。今回の展示に当たり、作家さんから共通テーマがあると面白いのでは、と提案いただき『◯と□』を共通テーマとし、円と四角をモチーフにした器も作っていただいた」と話す。初日の21日は作家2人が在店。「特に都築さんは遠方の長崎県からお越しになるので、この機会にぜひ」とも。

 会期中の営業時間は12時~20時。今月29日まで。

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