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吉祥寺で絵本をコンセプトにした個展「いったりきたり」

吉祥寺で絵本をコンセプトにした個展「いったりきたり」

吉祥寺で絵本をコンセプトにした個展「いったりきたり」

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 吉祥寺駅から近くにある井の頭公園にあるギャラリー「キチジョウジ ギャラリー」(三鷹市井の頭3)で12月6日から、個展「いったりきたり」が開催される。

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 同展では絵本をコンセプトにした童画十数点を展示し、幼い頃の現実と夢の間にいる感覚、幻や憧れを手繰り寄せて描かれた作品を並べる。

 主催は作家のふくいりえさん。「いったりきたり」のタイトルの由来について、「子どものころ、夢と現実の境界が曖昧で冒険遊びやごっこ遊びをし、憧れや好奇心のままに、あっちの世界にこっちの世界、無機物と生物の違いすら、何の抵抗もなく軽く飛び越えていくような感覚」と話す。「満ち足りた感覚、スルリと入っていく感覚、夢と現実を一つの絵に同居できないか実験してみたくなった」という。

 ふくいさんは、ここ数年絵本作りに取り組んでいる。ある編集者から「表現者は何が何でも自分が見たいものを追い求めて生きていくもの。自分ですよ、他人じゃないですよ」とアドバイスを受けたことがきっかけで、絵本を個展のコンセプトとした。

 「十数点の小さな展示だが、一枚一枚、物語の気配がするはず。年末の忙しい時期だが、時間と興味あればぜひ来場いただき、ゆっくりボーッと眺めながら『行ったり来たり』してもらえればうれしい」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~19時(11日は17時まで)。入場無料。12月11日まで。

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