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吉祥寺の3ギャラリーでドキュメンタリー写真展 世界を撮る写真家11人が参加

撮影/川畑嘉文、撮影国ウガンダ

撮影/川畑嘉文、撮影国ウガンダ

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 吉祥寺の3つのギャラリーで2月21日から、ドキュメンタリーを撮影している写真家11人による「トウキョウドキュメンタリーフォト2017」が開催される。参加ギャラリーは、「gallery re:tail(ギャラリーリテイル)」「exhibition space CLOSET(エキシビション スペース クロセット)」(以上、武蔵野市吉祥寺本町3、TEL0422-26-9874)、「キチジョウジギャラリー」(三鷹市井の頭3、TEL0422-48-3112)。

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 同展発起人の一人である神永悦史さんは「ドキュメンタリー写真家の発表の場が減ってきている現状だからこそ、ドキュメンタリー写真を発表する場を作ることで、社会に新しい視点と風を吹かせることができるのではないかと考えた」と話す。「たくさんのギャラリーがある吉祥寺は、武蔵野市吉祥寺美術館で写真家の森山大道さんや長倉洋海さん、土門拳さんらの写真展が行われ、若手写真家の展示会も開催されるなど、写真の新しいスポットとして注目を集める」とも。

 出展作家は安達康介さん、神永悦史さん、川畑嘉文さん、髙木祐輔さん、髙木忠智さん、鶴崎燃さん、冨永晋さん、丸山耕さん、森井勇介さん、山内浩さん、吉田亮人さんの計11人。

 「新天地・ウガンダで生きる南スーダン難民」「ペルーの手織り職人」「ラオスで不発弾とともに生きる人たち」など、全ての写真家が継続的に同じ地を訪れ、現地の人々の暮らしを収めた写真を展示する。

 「ドキュメンタリーを撮影している写真家が集まった展示は少ない。写真家がフィールドで拾い集めた声にならない声や、目撃した写真家しか知らない現実を多くの方に見てほしい。ドキュメンタリーとは何か、社会とは何かを考えていける場になれれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は12時~19時。会期中無休。今月26日まで。

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