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吉祥寺で「レゴブロック」で作った世界遺産展 2mを超える作品も

レゴブロックで作った世界遺産展 イメージ画像

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 9月19日から吉祥寺PARCOで、「PIECE OF PEACE select-『レゴブロック』で作った世界遺産展PART3」が開催される。2012年、「世界遺産条約が採択されて40周年」を記念して、全国巡回をスタートした同展。渋谷、名古屋、博多、札幌、大阪と日本各地をめぐり、香港、台湾とワールドツアー経て、吉祥寺パルコの35周年を記念し、今回吉祥寺での開催が決定した。

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 PIECE OF PEACE実行委員会(パルコ、レゴジャパン、バウコミュニケーションズ)は、2003年、世界遺産を多くの人に親しみやすく広めるために「PIECE OF PEACE-『レゴブロック』で作った世界遺産展」をスタート。「難しい歴史を伝えるのではなく、視覚的に楽しく伝えたい」この発想から、PIECE OF PEACEは生まれた。第1回展開催から今回の第3回展までの約12年間、日本全国巡回を中心に海外での開催も行い、延べ約280万人が来場している。

 レゴビルダーによって制作された26カ国36個の世界遺産と地球。一番大きいものは約2mにもなるエジプトの「アブ・シンベルからフィエラまでのヌビア遺跡群」。目線の高さから全体を見渡せる作品も多くあり、実際の世界遺産では見ることができないような角度から、細かい箇所を見ることができる。

 世界遺産を作っているレゴブロックは、一般に販売されているものと同じで、特殊なものは使われていない。注目の作品は、2万5000ピースのレゴブロックが使われている「サグラダファミリア」。レゴビルダーたちが直線のレゴブロックを上手に工夫し、丸みやふくらみを忠実に再現している。「中国の四川ジャイアントパンダ保護区群」には、レゴブロックで作られたパンダが展示されており、こちらも人気の作品である。

 「小さなレゴでも、1ピース1ピース積み重ねることによって、大きなものになる。平和の象徴である世界遺産も人々の小さな積み重ねで維持され守られている。地球のたからもの世界遺産を見ることによって、身近な自分自身の大切なものにも思いをはせてほしい。」と担当者の増井さん。

 子どもの頃に一度は触れたことのあるレゴブロックで作られる世界遺産。ただ積み重ねるだけではなく、あらゆる工夫のもとで出来上がる数々の作品は見ごたえのあるもの。こんな時代だからこそ、「平和-PEACE-」について考えるきっかけになるか。

 期間は10月18日まで。営業時間は10時~21時(最終日は18時)。会場は吉祥寺PARCO7階特設会場、館内展示スペース(B2、1、4、6階)。

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