高円寺駅北口に駅直結の9階建てホテル-「黒酢バー」も

3月6日にオープンする「ホテルメッツ高円寺」の外観予想図

3月6日にオープンする「ホテルメッツ高円寺」の外観予想図

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 ホテルメッツアンドレストラン(豊島区)は3月6日、JR高円寺駅北口に「ホテルメッツ高円寺」(杉並区高円寺北2、TEL 03-5327-0011)をオープンする。

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 同ホテルは、JR東日本グループが「駅直通の宿泊特化型ホテル」をコンセプトに関東圏を中心に展開している。同ホテルは、2004年に開始した高円寺駅整備事業とともに建設が進められたもので、低層の商店街が立ち並ぶ高円寺ではこれまでにない規模の宿泊施設として注目されている。

 敷地面積は約227坪、延床面積は約1,392坪で、地上9階建ての鉄骨造建築。フロントは4階で、客室フロアは4階から9階まで。客室数は、シングル=98室、ツイン=12室で、8・9階に「女性専用エリア」(シングル=8室)を設けるのが特徴。エリアへの入場に専用カードキーが必要になるなどセキュリティー面の強化も図る。専用エリアの出入管理は同社初。そのほか、全室に高速インターネット回線を完備し、ベッドはシモンズ社製のポケットコイル式ベッドを導入する。

 宿泊料金は、スタンダードシングル=9,500円(オープン記念=8,550円)、スタンダードツイン=17,000円(オープン記念=15300円)。主なターゲット層はビジネスマンだが、同社の国井さんは「親族を招いても近くに泊まってもらえる施設が少ない、という地元の方々の声を聞いている。地元の方々のゲストハウスとしても利用してもらえるホテルを目指したい」と話している。

 また、駅利用客の通行路に面した1階には、日本レストランエンタプライズ(港区)が駅ホームなどで展開している「黒酢バー」と「エキスパ」がオープン。黒酢バーは、「純粋玄麦黒酢」(150円)や「黒酢&ココア」(250円)など、オリジナルの黒酢を用いたドリンクを中心に取り揃える。エキスパは、手早くリーズナブルに本格パスタが楽しめるパスタ専門店。

 2階には、同社の直営レストラン「チャイニーズダイニング桂林」のほか、一般内科の診療を中心にアンチエイジング医療を行う「マオクリニック」がオープンする。同レストランは、四川料理や広東料理を提供するほか、宿泊客の朝食ダイニング(宿泊料金は朝食込み)としても使用。営業時間は7時~23時(日曜、祝日は22時まで)。

 3階には、杉並区の出張所として機能する「杉並区役所高円寺駅前事務所」が入居。同所では、「住民手続き」(各種届出・手続き・証明書発行)が行えるほか、「図書館サービス」(返却ポスト・図書検索・予約貸出など)も行う。杉並区は、荻窪、高井戸、西荻窪に駅前出張所を設けているが、図書館サービスを組み入れるのは今回が初。出張所は5月始動予定。

ホテルメッツ高円寺

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