荻窪の「杉並アニメーションミュージアム」（杉並区上荻3、TEL 03-3396-1510）で12月18日、テレビアニメの50年間を紹介する企画展『テレビアニメ放送50周年展－Vol.3～アニメのお仕事エトセトラ～』が行われる。

　1963(昭和38)年に国産初の30分テレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」の放送からちょうど50年目となり、それを記念しテレビアニメの50年間を紹介する企画展。 その第3弾として今回は、「アニメの仕事」をテーマに、アニメ監督やアニメーター、アニメ脚本家などアニメに関わる仕事をパネルで紹介したり、来場者に適したアニメのお仕事を判断してくれる「アニメ業界適職診断チャート」、『鉄腕アトム』アニメの絵コンテやセル画などの貴重なアニメ資料を使って、仕事内容を解説するなど様々に催しが行われる。

　また、同ミュージアムアニメシアターでは、「鉄腕アトム」や「魔神ガロン」などの上映、2014年2月１日には、『どろろ』『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』等多数の作品を担当し、アニメ監督だけでなく自ら脚本やプロデュースも行う高橋良輔（たかはし　りょうすけ）さんをゲストに招き、自らの経験から、アニメの仕事に就くためのノウハウを語るトークイベント『アニメ監督 高橋良輔が語る アニメのお仕事エトセトラ』も開催。

　「子供たちに人気はあるのにあまり良く知られていない『アニメの仕事』を鉄腕アトムなどのアニメ資料とともに紹介します。将来アニメの仕事に就きたいと思っている人は、ぜひ自分に合った仕事を探していただければ」と、運営担当の藤田さん。

　開催は2014年4月13日まで（最終日は16時閉館）。開館時間は10時～18時（入館は17時30分まで）。毎週月曜（月曜が祝祭日の場合は開館し、翌平日休館）、年末年始（１２月２８日～１月4日）は休館。入場無料。上映のスケジュールはホームページで確認ができる。