高円寺のギャラリー「猫の額」（杉並区高円寺北3、TEL 03-5373-0987）で9月6日より横山裕子さんの個展「猫天使は花いっぱいの森からやってくる」展が開催されている。

　横山さんは埼玉県出身。短大卒業後、独学で絵に関して学んだ。1992年より日本橋のデザイン会社にてイラストレーターとして勤務後、2010年よりフリーとして活動。猫や動物をモチーフにしたイラストを中心に、参考書・絵本の挿絵・地域情報誌の表紙など、活動は多岐に渡る。

　「猫の額さんでは、数年に1度個展を開催させていただいており、今回で3回目となります。毎回店長さんの応援と励ましによって、今年も個展開催を決めました。猫好きな方が多く足を運び、猫作家さんたちが頻繁に出入りをするこの空間で、自分の作品を見ていただくために力を注いでいます」と横山さん。

　今回の展示ではシリーズ化している、猫の郵便配達、灯火を持った猫、天使猫など、原画20点、2014年版カレンダー、ポストカードなど。
「猫という多くの人に愛されている動物の姿を借りて、日常的な風景もそうでない風景も、より一層幻想的で物語のある空間として表現し、それを感じ取ってもらえたら嬉しいです」とも。

　開催時間は12時～20時。木曜定休。9月18日まで。