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吉祥寺で「ズレ」がテーマのグループ展-若手作家6人のユニットが初開催

グループ展「Syncopations #1」

グループ展「Syncopations #1」

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 吉祥寺の「gallery re:tail(ギャラリーリテイル)」(武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-26-9874)で7 月10 日から、グループ展「Syncopations #1」が開催される。主催はデザイン、広告、ゲーム、ウェブ、映像などさまざまな分野で活動する若手クリエイター6 人によるユニット「Syncopations(シンコペーションズ)」。

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 同ユニットは、平面・映像・メディアアートなどさまざまな分野で制作活動に取り組む上島麻里絵さん、メディアアートや写真・映像作品などを主に制作するきたのかなさん、グラフィックデザイナー兼イラストレーターとして活躍中の瀧澤梓さん、インディーレーベルでのアシスタントデザイナーを経てCDのジャケットなどさまざまなデザインを手掛けるPBK a.k.a.川井田好應さん、ウェブデザイナーのエモトさん、パッケージデザインなどを手掛けるやぎしさんの6人で成る。

 ユニット初のグループ展となる同展。「シンコペーション」「ズレ」をテーマに、イラストやグラフィックなどの平面、立体、音楽や映像、メディアアートなどさまざまなジャンルの作品を展示する。

 「ユニット名に冠している『シンコペーション』とは、リズムを不規則に感じるようずらし、変化を与えグルーブを生み出す手法。メンバー全員が大学時代を地方の芸術系大学で過ごした地方出身者。どこにいても妙にズレているような違和感やズレを感じる私たちだが、『ズレからくる面白さはきっといろいろな表現につながるはず』と信じ、時には今まで抱えていたコンプレックスも題材に、さまざまな作品を制作した」と主催者。

 「生きてゆく中でズレを感じていることが共通点の6人が、それぞれの表現方法で地方から出てきたズレを自分たちの欠点とは捉えず作品制作のエネルギーに変え昇華している。そのズレに共感していただけたり、たくさんの方々に作品を見ていただけたら。現在大きな流れとしてある地方回帰・『地方への』『地方からの』視点といった観点からも楽しむことのできる展示となっている」とも。

 営業時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月15日まで。

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