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ハンドメードのアパレルブランド「ツクリバナシ」、吉祥寺で展示会

ツクリバナシの作品とデザイナーの黒瀬空見さん

ツクリバナシの作品とデザイナーの黒瀬空見さん

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 吉祥寺のレンタルスペース「吉祥寺デザイナーズ・ビレッジ」(武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-28-0012)で現在、ハンドメードのアパレルブランド「ツクリバナシ」による展示会「ツクリバナシ商店」が開かれている。

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 ツクリバナシは、デザイナー・黒瀬空見さんが「日常の中に物語を」をコンセプトに、布に染色やプリント、刺しゅうをして独自の世界観を表現した日常着を制作しているブランド。展示しているのは、川の水面の表情をイメージして浴衣地を手染めした「ミナモシリーズ」(ワンピース、チュニック、シャツ)や、草木染手拭い作家・仕草さんとコラボレーションして作った「kusabanaシャツ」、もこもこした数種類の布を合わせて作ったジャンパーなどの「もこもこシリーズ」、イラストや刺しゅうで「目」を表現した「ビビビシリーズ」など。

 黒瀬さんは1984(昭和59)年生まれ。大学時代、染色やシルクスクリーンプリントを学び、小劇団の舞台衣装や立体作品、日常着などを手掛け、昨年3月に「ツクリバナシ」を立ち上げた。「作品を着たり見たりする人が作り話の中の登場人物になれたら、と思って作っている。自分の中の物語が着る人・見る人に引き継がれ、つながっていけば楽しい」と話す。

 期間中、2万円以上の購入客には、黒瀬さんの友人によるイラストが描かれたオリジナル塗り絵トートバッグも進呈する。開催時間は12時~20時。12月25日まで。

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